シーリング材の劣化は早めに補修しよう
2022.04.22 (Fri) 更新
こんにちは!川口市、さいたま市、戸田市、蕨市の外壁塗装・屋根塗装専門店プロペイントです。
建物の外壁材よりも、まず劣化しやすいのが目地部分に施工されるシーリング(コーキング)材です。
劣化を放置してしまうと、
- 外壁材の内側に雨が侵入する
- 揺れや伸縮で外壁材へ負担がかかる
というデメリットがあるので、下記のようなシーリング材の劣化症状が見られたら早めに補修するのがオススメです。
シーリング材に起こりやすい劣化症状
劣化症状①:剥離
これはシーリング材の接着力が弱まり外壁とシーリング材の間に隙間ができてしまった状態です。
原因としては
- プライマー不足
- 3面接着による施工
が考えられます。
シーリング材は外壁との2面だけ接着させることで建物の動きに合わせて伸縮・収縮しやすくなり負担がかかりません。
そのため、バックアップ材やボンドブレーカーというテープを底に付けて施工することでシーリングの剥離を防げます。
劣化症状②:破断・ひび割れ
こちらの写真のように細かなひび割れが入ったり、シーリング材が大きく切れたりしてしまう症状もよく見られます。
これはシーリング材そのものが紫外線や熱にさらされることで劣化し、硬くなって割れてしまうことで発生します。
ひび割れや破断はシーリング材の打ち替え時期になったサインなので、早めの補修がベストです。
劣化症状③:欠落
こちらの症状では、シーリング材が剥がれて落ちてしまい、バックアップ材が見えています。
こちらも原因としては
- プライマー不足
- シーリング材の経年劣化
が考えられるでしょう。
ここまでの劣化が進むとシーリング材としてはほとんど機能していないので、外壁の内側に雨が入りこみ雨漏りの原因に繋がってしまいます。
シーリング打ち替えの補修ではしっかりとプライマーを塗布することに加えて、耐久性のあるシーリング材を適材適所で選ぶことも大切です。