金属屋根の塗膜はがれはこまめなメンテナンスを!
2022.04.10 (Sun) 更新
こんにちは!川口市、さいたま市、戸田市、蕨市の外壁塗装・屋根塗装専門店プロペイントです。
今回は金属屋根によく見られる劣化症状のひとつ、塗膜剥離の原因とメンテナンスをご紹介したいと思います。
トタン屋根によく見られる劣化症状
金属屋根にもいろいろな種類がありますが、実はトタンを使用したものが多く見られます。
トタンは、鉄板に亜鉛メッキを施した建材で、素材自体が低コストで施工しやすいため屋根材としてよく選ばれていました。
しかし、トタン屋根に施された塗膜には弱点も多く、
- サビが発生する
- 塗膜が浮いたり剥がれたりする
といった劣化症状が見られます。
こちらの写真の建物では、2年前に屋根塗装をしたのに塗膜が剥がれてきた、というご相談がありました。
この塗膜剥離の原因としては
- 悪天候のなか塗装した
- 塗装前の下地処理(清掃やケレン)に問題があった
- プライマー不足だった
などの理由が考えられます。
下地に残っている汚れやサビの上から新たな塗膜を重ねても、塗料が密着しにくく、短時間でまたメンテナンスが必要になってしまいます。
このような症状の補修では、下地の既存の塗料やサビを丁寧に除去し、しっかり乾燥させ、適切な塗料を下塗り・中塗り・上塗りすることが必要です。
さらに、別の劣化症状として釘浮きも見られました。
このようなケースでは、釘をしっかりと打ち込み、釘頭にはシールで止水処理を施して補修します。
金属屋根の塗膜剥離は放置せずこまめにチェック
屋根の劣化症状はチェックしにくいですが、放っておくとサビから穴が開いて雨漏りの原因になったり、屋根塗装だけではカバーできなくなると葺き替えが必要になったりします。
屋根塗装で適切な処置をして、きれいな塗膜を保ちましょう。