川口市、さいたま市、戸田市、蕨市の外壁塗装・屋根塗装専門店プロペイント 1液、2液…何のこと?②
こんにちは!川口市、さいたま市、戸田市、蕨市の外壁塗装・屋根塗装専門店プロペイントです。
ゆっくりと日が落ち徐々に夕暮れが迫ってきております。風が強く吹いていた一方で、雨が降らなかったことにホッとしました。春に向けて穏やかな日々が過ぎていってほしいものですが、そうもいきませんね。
さて、今回は以前の記事に引き続いて塗料の1液・2液表記についてご説明していきます。缶に入った液体をそのまま希釈して塗装できるのが1液塗料、2つの缶に入った液体を混ぜ合わせ、希釈した後に塗装するのが2液塗料でしたね。表記の意味は分かりましたが、1液と2液にはいったいどんな違いがあるのでしょうか?というわけでさっそく見ていきましょう。どうぞ!
こんな違いだ1液・2液
2液塗料は『主材』と『硬化剤』に分かれており、塗装の直前に塗料ごとに決められた比率で混ぜ合わせます。そうすると硬化反応を起こして固まり、しっかりとした塗膜をつくることが出来るのです(混ぜ合わせただけではドロドロで塗装が難しいので、水やシンナーで希釈してサラサラした状態になってから塗っていきます)。ただ、この硬化反応は時間経過でどんどん進行し、数時間後にはカチカチになって塗装できなくなってしまいます。
塗装が行える間の時間は『可使時間』と表されており、主材の缶で確認できます。上の写真には可使時間・・・5時間(23℃)と書いてありますね。これは『気温23度の作業環境では、混ぜ合わせ薄めた塗料は5時間使うことが出来る』、逆に言うと5時間経ったこの塗料は使えなくなるので廃棄しなければなりません。使用時間が限られるため、塗料を混ぜて希釈し塗っていく…という作業を何度も繰り返さなければならず、塗装に手間がかかるのが2液の弱点です。
そんなデメリットを解消するのが1液です。硬化反応が進まないように工夫されており、現場で主剤と硬化剤を混ぜる手間がないので希釈のみで塗装でき、作業を短縮できます。可使時間もないため、余った塗料は次の日に持ち越して使うこともできますね。2液より価格が安いところも嬉しいポイントです。
一見非の打ちどころのない1液塗料ですが、使用する機会が限られるのが難点と言えるでしょう。その場で硬化反応を起こしてしっかりとした塗膜をつくる2液塗料と比べて1液は耐久性にやや劣り、『コンクリート』『セメントモルタル』『サイディングボード』『各種旧塗膜』にしか塗ることができません。金属部やALCパネルなどにも塗装可能な2液の後塵を拝する形となります。混合させなければ長期の保管ができる2液と比較すると、1液は保管期間が短くなってしまう点もデメリットでしょうか。
いかがでしたでしょうか?作業効率や価格の1液と、塗膜性能と長期保管で優秀な2液…どちらも甲乙つけがたいようですが、プロペイントでは職人が建物に応じて丁寧に塗料を吟味致しますのでご安心ください!それでは!
外壁塗装・屋根塗装をお考えの方は、さいたま市&川口市のプロペイントまで、是非一度 ご相談ください。
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