川口市、さいたま市、戸田市、蕨市の外壁塗装・屋根塗装専門店プロペイント 屋上・ベランダにある「脱気筒」
こんにちは、さいたま市&川口市の外壁塗装・屋根塗装専門店のプロペイントです。
最近寒い日が続き、出歩くのがつらい季節ですね😔
さて本日のブログは、屋上・ベランダにある「脱気筒(脱基盤)」についてです。
屋上に登ったとき、“コンクリートから何か出ている・・・?”とお気付きになったことはありますか?
屋上の防水工事では、「脱気筒(だっきとう)」が必要です(脱気盤もあり)。
防水層とコンクリートなどの下地との間に発生した湿気(水蒸気)を排出するための筒のことです。
なぜ防水層と下地の間に水蒸気が発生するのでしょうか。
日常の雨や室内で発生する湿気を屋上の下地(コンクリート)は含んでおり、昼夜の温度差や太陽熱
により水蒸気を発します。この水蒸気が下地に侵入し、液体から気体に変わるとき、体積が膨張します。
逃げ場を失った水蒸気が下地と防水層の間に溜まり、防水層が膨らむのです。
防水層が膨らむと防水面が劣化し、雨漏りの原因となってしまいます。
防水層が膨らまないように備えた換気システムが「脱気筒」です。
脱気筒を取り付ける個数は、施工方法や屋上の面積によっても異なりますが、約60~80㎡に一つ
の割合で設置します。脱気筒を設置することで、防水層の劣化を防いでいるのですね。
以上、脱気筒についてご説明いたしました。
プロペイントでは、外壁塗装・屋根塗装の小さな疑問にも丁寧にお答えしています。
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