カラーベスト屋根の塗装で欠かせない「縁切り」作業とは？
こんにちは！川口市 戸田市 蕨市 さいたま市密着の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店プロペイントです。
日本の屋根材でシェア率の高いカラーベストは、塗装工事の工程で「タスペーサー」という部材を設置するのが主流です。
このタスペーサーは、屋根材の重なる部分の隙間を塗料が覆ってしまうのを防ぐため、下塗り材を塗布したあとに、屋根材の隙間に差し込みます。
タスペーサーを設置しておけば、屋根に流れ込む水の出口を確保できて、雨漏りの原因になるのを防ぐことができるため、スレート屋根の塗装では欠かせないものです。
しかし、
- 勾配が３寸未満（およそ15°以下）のカラーベスト屋根
- アスファルトシングル屋根
の場合は、タスペーサーの効果が十分に得られないため、「縁切り」という作業をすることになります。
「縁切り」ってなに？
縁切り作業をする目的は、タスペーサーを設置するのと同じで、屋根の内側に水が溜まらないようにすることです。
塗装が仕上がって塗料が乾いたあとに、皮スキやカッターなどの道具を使って、塞がってしまった屋根材の隙間を切っていきます。
職人が手作業で１枚１枚の塗膜を切っていくには時間と労力がいりますが、家を守るためには不可欠な作業なので、塗装工事に縁切り作業（またはタスペーサー設置）が含まれているか、確認するのがベストです。
縁切り作業は屋根塗装の最後の仕上げ！
実際に縁切り作業をしている様子を写真でご紹介していきましょう。
今回はアスファルトシングル屋根の塗装工事です。
塗装は、下塗り→中塗り→上塗りの順で仕上げていきます。
一般的に、塗料が完全に乾くのに１〜３日ほどかかるので、しっかり中まで乾いているのを確認したら、皮スキかカッターを使って、塞がった箇所を1枚1枚丁寧に剥がしていきます。
屋根の広さにもよりますが、目安として、職人2人で作業してもこの縁切り作業に丸1日かかることもあるので、タスペーサーを設置するよりも工事期間が少し長くなります。
屋根塗装は信頼できる業者に依頼しよう
カラーベスト屋根の塗装では欠かせない縁切りですが、業者によっては手抜きをして縁切り作業をしていないところもあるようです。
お家を長くきれいに維持するには、きちんと信頼できる施工業者に作業を依頼することが大切ですよね。
当店プロペイントは、熟練した技術で長年地域の皆さまから良い評判をいただいている、塗装専門店です。
川口市、さいたま市、戸田市、蕨市にお住まいの皆さまの屋根塗装、外壁塗装・雨漏りのご相談をお待ちしております。ぜひお気軽にご相談ください！
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