外壁まわりの大掃除で気をつけたいポイント
2022.09.03 (Sat) 更新
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家の大掃除をしていると、部屋の中だけでなく建物の外も一気にキレイにしたくなります。
他の箇所を掃除した勢いで、外壁の汚れも洗剤をつけてゴシゴシと洗いたくなってしまいますが、外壁の表面は塗膜で保護されているので、むやみに擦ったり洗剤を使ったりするのは禁物です。
今回は私たち外壁塗装のプロの目線で、大掃除の時に気をつけたいポイントをご紹介していきます。
大掃除でチェックしたい外壁まわりの汚れやすい箇所
まずは、自分でもできる外壁まわりの大掃除でチェックしたい場所をピックアップしてみましょう。
- 窓サッシやポストなどの雨だれ
サッシの角の部分やポストの下に、汚れが筋のようになって黒ズミができていることがあります。
これは外壁に付着した汚れが凹凸部分に溜まって雨で流れてできたもので、意外とカンタンには落ちないのです。
- 日当たりの悪い場所のコケ・藻
北側の外壁面やベランダの排水溝まわり、さらに外壁近くにあるプランターの裏など、普段から日光の届きにくい箇所にはコケや藻が発生しやすいです。
- 雨どいに詰まっているゴミ
屋根から流れる雨を流すための雨どいには、風で飛んできた枯葉やゴミが詰まってしまい、流れが悪くなってしまいます。
放っておくと建物の雨漏り原因になることがあるので、ときどき自分でチェックしておくことをおすすめいたします。
外壁の掃除は塗膜をキズつけないのがポイント！
外壁が汚れる原因は、ホコリ、土、コケ、藻、排気ガスなど、自然のものから化学物質までいろいろです。水洗いでキレイになる場合もあれば、洗剤を使わないと外壁の汚れが落ちない場合もあるでしょう。
外壁塗装の塗膜が劣化してしまうため頻繁な外壁の洗浄はオススメできませんが、汚れが気になるときの掃除は下記のポイントに気をつけます。
① 水は上から下に流れるようにかける
建物の防水は、雨のように上から下に流れる水の侵入を防ぐように施工されているので、下から強い水圧で洗浄すると浸水してしまうことがあります。
② 高圧洗浄機の使用は慎重に
便利な高圧洗浄機ですが、シーリングを施工している箇所や外壁塗膜が劣化している箇所には刺激が強すぎて劣化のスピードを早めてしまいます。
③ 洗剤は中性を使う
ホームセンターなどで手に入る外壁専用のクリーナーを使うのがベストですが、ちょっとの汚れならキッチンやお風呂場で使う中性洗剤を薄めて掃除することもできます。
外壁が傷つかないように柔らかいスポンジやタオルで優しく擦るように洗いましょう。
④ 高所作業はケガや落下に注意
高い場所には脚立やハシゴを使って掃除したくなりますが、足元が不安定でケガをしてしまうことも。
危険な場所のメンテナンスは、最初から塗装業者にお願いすることをおすすめいたします。。
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