川口市、さいたま市、戸田市、蕨市の外壁塗装・屋根塗装専門店プロペイント 木部の塗装について
こんにちは。川口市、さいたま市、戸田市、蕨市の外壁塗装・屋根塗装専門店プロペイントです。
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さて本日は、「木部の劣化症状と塗装メンテナンス」についてお伝えしたいと思います!
建物には、どのような建材が使用されているのでしょうか。屋根には瓦や化粧スレート(コロニアル)、
ガルバリウム鋼板など。外壁にはサイディングボードやモルタル、ALCなどの建材が一般的です。
木も様々な場所で使われています。例えば、軒天井や破風板、鼻隠し、ウッドデッキなど。
木材ならではの、ぬくもりのある質感や仕上がりが人気です。
しかしながら、木部も経年劣化は避けられません。木部のメンテナンスはどのようにすればよいでしょうか。
木材の性質を理解したうえで、塗装工事を検討する際に役立てていただければと思います。
・木部の劣化症状「塗膜の剥がれ・浮き」
プロペイントの現場調査で木部を確認したところ、塗膜の剥がれや浮きといった劣化症状が起きている
お住まいに出会うことが多いです。剥がれや浮きとは、上記画像のような状態です。
どうしてこのような症状が起こるのでしょうか。
☞木材の塗装は剥がれやすい
雨風や紫外線の影響で、木部の劣化は避けられません。そこで木材に保護塗料を塗布して防腐対策をしたり、
定期的に塗り替えることで耐候性を高める必要があります。しかしながら、外壁に塗布した場合10年は
持つと言われる塗料であっても、木部に塗布すると長くて5年ほどしか持たないケースもあります。
☞なぜなら・・・木は呼吸しているため、膨張や収縮をする性質があるから
木材には、湿度調整機能が備わっています。これは、周りの湿度が高いと湿度を吸い取り、逆に周りが
乾燥していると内部の水分を放出して湿度を調整する機能です。「調湿作用」と呼ばれ、この作用のおかげで
湿度が自動的に調節されることから、内装材として木が使われています。
しかし、調湿作用の際に生じる膨張と収縮が、外壁塗装を行なう際に問題となるのです。
外壁塗装時に起こる問題
木部の塗装はひび割れが生じやすい
外壁塗装で使用する塗料は、塗装面の上で化学反応を起こして固まり、塗膜を形成します。それにより外壁を、
紫外線や雨風から守ってくれるのです。
一方で木材に塗装した場合、表面の塗膜は固まるものの「調湿作用」による膨張と収縮の動きにより塗膜が
剥がれたりひび割れたりします。この点が、木材の塗装が長持ちしない大きな理由です。
とはいえ、劣化した木部はそのまま、というわけにはいきません。
木材専用の塗料を用いて、劣化箇所を補修後、適正塗装することが大切です。
実際にどのような塗装をするのか、施工事例を見ていきましょう!
▼施工前の様子
軒天井がガサガサになり、めくれていることが分かります。このように劣化した塗装面にそのまま
塗料を塗っても、すぐに剥がれてしまいます。そのため、最初にケレンや目粗し(めあらし)などの
下地処理を行なうことが重要です。
▼下地処理
専用の工具を用いて、剥がれてしまった脆弱な旧塗膜を除去します。剥がれた箇所以外も、サンドペーパーを
用いてわざと傷をつける作業(ケレン)を行ないます。あえて表面に傷をつけることで、木材と塗料の接触面を
増やし密着性を良くします。
▼木下地の張り替え
ケレン作業では間に合わない場合、部分的に木下地を張り替える大工仕事が必要となります。
▼下塗り後、中塗り&上塗り
上塗り材を2回塗っても、塗膜はすぐに剥がれてしまいます。そのために下塗りを最初に施した後、
しっかり乾燥させます。その後、中塗りと上塗りは同じ色を用いて塗装します。
均等に塗布することで耐久性を高めます。
放置しておくと、腐食する危険性が!
▼木部劣化を放置し、木部が腐食した箇所
下記のように腐食が進むと、隙間から雨水や小動物が入り込むだけではなく、崩れ落ちる危険性があります。
腐食は表面だけではなく、芯材まで達していました。こちらも大工仕事が必要な症状です。
▼大工工事の様子
ボロボロに脆くなった木下地を撤去し、新しい木枠を作ります。その後、新規ベニヤ板に張り替え、
竪樋が機能するように穴を開けて設置し直します。
▼補修完了
新しくした木部にも塗装し、きれいな状態に復活しました。このような大工仕事は技術が必要で、
時間のかかる作業となります。予算も高くなってしまうため、このような症状になる前にメンテナンス
で木部を保護することが大切です。
木材の風合いを生かした塗装も!
▼塗装前の様子
経年劣化により、木部の塗膜が剥がれています。このまま放置すると、雨水が侵入して腐食する
可能性があります。こちらのお住まいは付帯部に木部をふんだんに使用されており、お気に召さ
れているとのお話がありました。通常の塗料で塗りつぶすのではなく、木目を生かしたオイルステイン
という塗料を提案しました。
▼オイルステイン仕上げ
オイルステインとは、木材に染み込んで着色してくれる「ステイン塗料」の一種です。オイルをベースに
作られており、油性ならではのツヤ感や木目の輝きを表現できます。塗りつぶすのではなく、木の質感を
再現したいというお客様におすすめです。
一般的な塗料(造膜系塗料)は木目が消えてしまうものの、保護機能が高いという特徴があります。一方、
オイルステインは木部を染色して仕上げるため、保護する力は造膜系塗料より弱まります。
▼染色完了
新築時の色合いにしたいというご希望があったため、近い色で染色しました。ウィンドウボックスは
デザイン性が高いため、木の質感を活かせるオイルステイン仕上げがおすすめです。他にも、ウッドデッキ
やラティス等にも使用するケースが多くあります。
木目を消してもデザイン性に影響しない軒天井や戸袋、幕板等の付帯部は一般的な塗料(造膜系塗料)を
使用します。
上記のように、外壁塗装工事では木部も塗装します。木部の塗装は劣化が早いため、こまめなメンテナンス
が必要です。劣化が激しい木部の塗装等は、塗装前の下地処理に時間や費用が掛かるケースが多くあります。
そのため、外壁塗装や屋根塗装は10年を目途に、木部の塗装は5年ほどを目途に、専門家による定期点検
をおすすめします。
プロペイントでは、外壁塗装・屋根塗装の劣化診断を無料で承ります。ぜひお気軽にご相談ください!
プロペイントは外壁塗装・屋根塗装&雨漏り専門店です。
川口市、戸田市、蕨市地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。
他社にはない『確かな技術力』でお客様のお住まいをお守り致します。
これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。
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