川口市、さいたま市、戸田市、蕨市の外壁塗装・屋根塗装専門店プロペイント 陸屋根防水ご覧あれ!
こんにちは!川口市、さいたま市、戸田市、蕨市の外壁塗装・屋根塗装専門店プロペイントです。
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さて、今回は屋上陸屋根の防水についてご説明していきます。個人的には屋根裏部屋と双璧をなすロマンを感じる屋上ですが、しっかりと防水処置を行っておかないと雨漏りの原因となる恐れもあります。屋上陸屋根のメリット・デメリットとは?そして屋上防水の種類とは?早速見てきましょう。どうぞ!
陸屋根は平屋根もしくはフラット屋根とも呼ばれ、傾斜がほとんどついていない平らな屋根を指します。勾配のある一般的な屋根と異なる陸屋根ですが、平たいため上を歩くことができるという特徴があります。
陸屋根のメリットとしては、広いスペースを屋上として活用できる点がまず挙げられるでしょう。日当たりの良い面積を、洗濯物を干したりガーデニングを行ったり……バーベキュー場とする、という方もいらっしゃるかもしれませんね。建物が屋上の利用を考えた構造となっていれば、居住者の自由に幅広く使うことができるのは魅力的です。モダンな雰囲気を演出でき、デザイン性が高いのも良いですね。
次に、平らな分メンテナンスが比較的容易という点も挙げられます。傾斜の付いた屋根とは違いそのまま掃除や補修は足場を立てることなく行え、施工時の足場代を減らせるのもポイントのひとつです。
また、強風が発生しても屋根材が飛ばない点も陸屋根のメリットと言えます。特に沖縄では台風が頻繁に通過することから、鉄筋コンクリート構造かつ陸屋根の家屋が非常に多いです。
ただ、陸屋根にはデメリットも存在します。まず夏場は最上階が蒸し暑くなる点に注意が必要です。一般的な傾斜の付いた屋根であれば、すぐ下は屋根裏となるので生活スペースへの熱は和らげることができます。しかし陸屋根は屋根裏が存在しないため、熱がそのまま下の部屋へ伝わってしまうのです。夏の暑さを減らすためには屋上を緑化する、直射日光が当たらないようにするなどの工夫が必要となります。
次に、雨漏りが起きやすい点が挙げられます。陸屋根は雨漏りが発生しやすいとよく指摘されていますが、その理由は水はけの悪さにあります。勾配のある屋根ならば傾斜に沿って雨水が流れ落ちていきますが、陸屋根は平らなためほとんど勾配が無い上に排水口が詰まるとどんどん水が溜まってしまいます。さらに建物が木造の場合は、陸屋根との結合部から水が侵入して雨漏りが起きる可能性が高いため、しっかりとした防水処理と定期的なメンテナンスを怠らないようにしなければなりません。
陸屋根の防水には大きく分けて3種類の工法があります。それでは順番に見ていきましょう。
塗膜による防水
液状の防水塗材を塗布して防水層をつくり、仕上げにトップコートを塗布して表面を保護する工法です。防水層は硬化前は液体のため、狭い、あるいは複雑な形のスペースにも施工できる利点があります。防水層に継ぎ目がないことも魅力のひとつですね。ウレタン防水、FRP防水の2種がこの工法に当たります。
ウレタン防水はその名の通り液体のウレタンを塗っていく工法で、比較的安価かつほかの防水層の上に施工できるため、防水層の補修時によく採用されます。強く押すと柔らかい感触があるのが特徴です。乾燥して硬化するまでに時間がかかること、そして平らな防水層をつくるには職人の技術が必要なことには注意しなければなりません。ウレタン防水は施工範囲に応じて、バルコニーなどの比較的狭い箇所で施工が多い『密着工法』と、通気緩衝シートと脱気筒で湿気を逃がす『通気緩衝工法』を使い分けます。陸屋根は面積が広いため、通気緩衝工法による防水工事が多いでしょう。
一方FRP(繊維強化プラスチック)防水は、液体の不飽和ポリエステル樹脂に硬化剤を加えて混ぜ、ガラス繊維などの補強材と組み合わせて塗布することで優れた防水性を誇ります。FRPの性能は浴槽や自動車の部品に加え、ロケットにまで使用されるほどの高い信頼性があり、軽さと強度を両立させる防水層として重宝されています。
ただFRP防水はその硬さゆえに伸縮性に乏しく、木造かつ広い範囲の施工を行うと熱や湿度による変形で亀裂が入ってしまう恐れがあるため、注意する必要があります。
シート防水
合成ゴムシート、もしくは塩化ビニールシートを熱や接着剤で貼り付けていく工法です。防水シートを貼るという比較的簡易な方法かつ工事金額が安価な点で人気があります。シートが寿命を迎えるまで特にメンテナンスを行う必要が無いため、数年おきにトップコートの塗り替えが求められる塗膜防水より費用を節約できます。
塩化ビニールは意匠性に優れ色や模様がプリントされたものもあるため、人が頻繁に出入りし目立ちやすい箇所に採用されることの多い防水方法です。施工後は上を歩けるため、陸屋根の防水にも使われます。紫外線や熱などに対して高い耐久性を持っていますが、シート同士を継ぎ合わせる工事が難しいため、施工時は経験のある職人に任せましょう。また、高層ビルなどの強い風が吹きつける場所ではシートが飛ばされる可能性があるため、施工は見送ったほうが良いでしょう。
ゴムシートは短工期かつかかる費用が比較的低いため、部分的に補修したい方にお勧めです。伸縮性を持つので地震などに強く、かつては屋上防水の主流でした。職人により施工の質が変わるため、塩化ビニールと同じく実績のある業者を探す必要があります。ゴムシートに厚塗りを行えば、軽歩行も可能です。
アスファルト防水
アスファルトでつくられたシートを貼り、防水層とする工法です。古くから存在する工法のため信頼性が高く、新築時の防水工事として採用されるケースが多いでしょう。上を歩けるようにすると屋根が重くなるため、一般住宅でメジャーな木造には不向きです。ですが防水性能は高いため、人が立ち入らない場合は施工も視野に入ります。トーチ工法と常温(冷)工法の2種類が挙げられます。
トーチ工法はアスファルトのシートをバーナーで炙りながら溶かし、塗るように接着していく工法です。専用の器具を用いれば容易に施工でき、隙間をつくることなく溶着できるため施工不良を減らせる利点があります。ただ、火でアスファルトのシートを溶かすという工法上煙や臭いの発生は避け難く、近隣の方との兼ね合いからか改修時に採用される機会は少ないです。
常温工法(冷工法)は、シートの裏面のゴムアスファルトを使って交互に接着していく工法です。熱で溶かすことなく貼り合わせていくので近隣への影響がほとんどありません。
アスファルト防水は効果が高い分施工金額も高めですので、施工をお考えの場合はご注意ください。
いかがでしたでしょうか?陸屋根は広いスペースを活用できる分、防水にしっかりと気を配らなければなりません。素敵な防水施工で素敵な屋上ライフを!それではまたお会いしましょう!
外壁塗装・屋根塗装をお考えの方は、川口市&さいたま市&戸田市&蕨市のプロペイントまで、是非一度 ご相談ください。
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