川口市、さいたま市、戸田市、蕨市の外壁塗装・屋根塗装専門店プロペイント 窯業系サイディングボードの外壁塗装メンテナンス
こんにちは!川口市、さいたま市、戸田市、蕨市の外壁塗装・屋根塗装専門店プロペイントです。
10月に入り、秋晴れの日が続いています。運動会のところも多いのでしょうか。
お散歩中やジョギング姿の方も、以前より増えた気がします。スポーツの秋ですね!
外壁塗装を行なうにも、とても良い天気になりました。そろそろ外壁塗装の時期かな・・・
そのような方は、ぜひお電話・メールにてお気軽にお問合せください!
すぐに専門家が現場調査をいたします!
さて本日は外壁材のひとつである、「窯業系(ようぎょうけい)サイディングボード」について
ご紹介したいと思います。外壁塗装を検討中のお客様も、サイディングボードの建物が多いです。
≪窯業系サイディングボードとは≫
セメントに繊維質などを混ぜて製造された外壁材。モルタルのような塗って仕上げる壁とは異なり、
工場で製造されたサイディングボードを張り付けて施工します。
モルタル外壁に代わり、近年ではサイディングボードを用いた住宅が主流です。
≪窯業系サイディングボードのメリット≫
・デザインやカラーが豊富
サイディングボードは、窯業系・金属系・木質系・樹脂系といった4つに分けられます。
その中でも窯業系が人気の素材で、70%以上のシェアを占めます。日本で選ばれている
外壁材のナンバーワンなのです。デザインやカラーが豊富なことが、選ばれる理由の一つ。
和風・洋風・木目調・レンガ調・タイル調・・・こんな外壁にしたい!という希望を
叶えられる豊富なラインナップが魅力です。
・施工が容易
工場で製造されたサイディングボードを、外壁に合わせてカットして張り付けていく施工
のため、塗り壁と比べると職人の技術力に左右されません。
≪窯業系サイディングボードのデメリット≫
・メンテナンスが必要
窯業系サイディングは、新築から約10年で外壁塗装によるメンテナンスが必要な外壁材です。
塗膜が剥離すると防水性が失われ、雨水が侵入しやすくなります。漏水が起こると外壁材内部
を腐らせ、躯体に影響を及ぼすため定期的なメンテナンスが必要です。
さらに、サイディングボードをつなぎ合わせる目地に充填されたシーリング材もメンテナンス
が必要です。シーリング材の劣化を放置すると、そこから雨水が入り、サイディングボードの
割れや反りが発生する恐れがあります。
次に、外壁塗装が必要な劣化症状をお伝えします。
▼チョーキング現象
外壁を手で触れたときに、手の平にチョークのようなものが付着したことはありませんか。
チョーキング現象とは、外壁の塗膜が紫外線と雨水により分解され、白い粉状のものが表面に
付着する状態のことです。塗膜の防水機能が低下しているため、チョーキング現象が現れた
外壁は、外壁塗装のメンテナンス時期を迎えたサインです。
▼コケや藻の付着
風通しが悪かったり、北側の直射日光が当たらない場所ほどコケや藻が発生しやすくなります。
このまま放置すると外壁材の劣化を早めます。雨水を吸収し、やがてサイディングボードの反りや
浮きが発生し、漏水に繋がる危険があります。外壁塗装により、防水機能を高める必要があります。
▼釘打ち部からの亀裂
サイディングボードは、釘やビスで固定されています。サイディングボードに反りや浮き
が発生すると、固定された部分に力が加わります。強度が耐えられないと、亀裂(ひび)が
発生するのです。釘打ち部からの亀裂はよく見受けられる症状です。外壁塗装のタイミングです。
▼塗膜の剥がれ
1階部分や駐車スペース付近の外壁に物があたったことにより、傷をつけてしまう場合があります。
塗膜が剥がれているため、下地がむき出しの状態です。下地には防水機能がないため、剥がれた
箇所から雨水が侵入します。外壁塗装を行なうことで、防水性を高める必要があります。
▼シーリング劣化
シーリング材が剥離し、サイディングボードとの間に隙間ができています。隙間から雨水が
染み込むことで、ボードの腐食や割れ・反りが発生し、漏水につながる恐れがあります。
既存のシーリング材撤去後、打ち替え工事を行ないます。
続いて、窯業系サイディングボードの外壁塗装工事を見ていきましょう。
実際の外壁塗装メンテナンスは、どのように行なわれるのでしょうか。
シーリング工事
▼既存シーリング材の撤去
外壁塗装を施工する前に、シール工事を実施します。目地にカッターを入れて、
外壁の目地に施されたシーリング材を撤去。その後、養生テープでマスキングを行ない、
外壁が汚れないように配慮します。
▼プライマー(下塗り)塗布
シーリング材の性能を十分に発揮させるためには、目地を構成する部材に充分に接着させる
必要があります。そのため、シーリング材と下地の間にプライマーを塗布することが重要な
工程です。プライマーが十分ではないと、壁からシールが剥離する可能性も。プライマー不足
による不良は工事直後にはわからず、数年後に発生するため注意が必要です。
▼新規シーリング材充填
プライマーの上に、新規シーリング材を充填させます。その後、平らにならします。
▼打ち替え工事完了
シーリング材が完全に乾く前に養生テープを剥がして完成です。このようなシール工事を、
「打ち替え工事」と呼びます。窓枠サッシまわりのシーリングは撤去できないため、打ち替え
ではなく「増し打ち工事」を行ないます。増し打ちとは、既存シーリング材の上にプライマー
を塗布し、新規シーリング材を打ち込むことで厚みを持たせる工法です。
サイディングボードのお住まいは、外壁塗装とシール工事はセットで行なうことが多いです。
外壁塗装
▼下塗り
外壁塗装を行なう際、シーリング工事と同様に下塗りの工程が大切です。下塗りの役割は
二つあります。
1、下地と上塗り塗料の密着性を良くする
外壁の上にいきなり上塗り剤を塗っても密着しないため、すぐに剥がれてしまいます。
このため、塗り面に下塗りを施すことで、はがれにくい塗膜に仕上げます。
2、塗料の吸い込みを防ぐ
下塗りがなければ、塗料が塗り面に吸収されます。外壁材によっては、塗料を吸収しやすい
素材で製造されています。そのため、下塗りを最初に行なうことで塗料の吸い込みを防ぎます。
余計な塗料を消費しないよう、下塗りが大切です。
▼中塗り
続いて中塗りを行ないます。中塗りと上塗りは、同じ塗料・色を使用します。
むらなく均一に塗布するため、重ね塗りは必ず行ないます。均一な塗り面を作ることは難しく、
ローラーで適当に塗るだけでは達成できません。外壁塗装は職人の技術が求められる作業です。
▼上塗り
外壁塗装の最後の工程は上塗りです。3回塗り重ねることで、塗料の持つ性能を十分に
発揮できる仕上がりになります。中塗りと比べてツヤが生まれ、色も濃くなりました。
これにて外壁塗装工事は完了!屋根や付帯部も塗装し、引き渡しとなります。
上記のようにして、窯業系サイディングボードの外壁塗装を行ないます。お住まいの外壁材
によって、最適な塗装プランを提案いたします。外壁塗装・屋根塗装をお考えの方は、ぜひ一度
プロペイントまでお問合せください。
プロペイントのショールームでは、外壁塗装について専門家に相談できる他、外壁塗装に関する
知識を深めていただけるようなディスプレイをしています。駐車場完備・ご予約不要!
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